
2024-07-31
インタビュー
これまでマイノリティだった方が、起業家として輝ける社会を作る
GxPartners 中原健さん
Startup Next編集部がお届けする、今をときめく!投資家インタビュー。志を持って活動される投資家のみなさんのバックグラウンドや考え方に、一歩踏み込んでご紹介しています。今回はGxPartnersの中原健さんにお話を聞きました。
中原健
2003年、国民生活金融公庫(現日本政策金融公庫)入社。2013年、福岡創業支援センターに着任。スタートアップ向けの資本性ローン案件を九州で初適用するなどスタートアップへの関わりを持つ。
公庫在任中からコミットしていた一般社団法人Startup GoGoでの活動が転機となり公庫退社。2019年よりGxPartnersとしてキャピタリスト活動をスタートさせる。リスクマネーの供給だけでなく、販路の開拓や公庫勤務時に培った経験を生かしたデット調達を含めたファイナンスのサポートを行っている。
趣味はマンガを読むこと。最近のお気に入りは「ワールドトリガー」。投資条件や投資実績がわかる!中原健さんの投資家プロフィールはこちら👇(顔写真をクリックするとプロフィールを閲覧できます。)
まずは、中原さんについて教えてください!
GxPartnersの中原です。福岡に拠点をおくVCです。
前職の日本政策金融公庫には、「様々な社長に会えるのが楽しそう」という理由で2002年に入社し、15〜16年在籍していました。2012年、福岡市がスタートアップ都市宣言をし「融資だけでなくスタートアップも支援していきましょう」という流れの中、私もスタートアップ支援チームに配属になりました。
スタートアップ向けの資本性ローン案件を九州で初適用したり、2014年には現在一緒にパートナーをしている岸原さんと寺井さんと共に「Startup Go!Go!」というピッチイベントを立ち上げたりしました。
当時は今とは違い、地方のスタートアップに積極的に投資してくれるVCは数多くなく、資金調達環境に地域格差を感じておりました。地方のスタートアップ起業家たちは、VCに会ったこともないし会い方もわからないような状況だったんです。その差を少しでも埋めようとしたことが、「Startup Go!Go!」立ち上げの経緯です。
中原さんが投資家になったきっかけは何ですか?
先述の通り、日本政策金融公庫時代に資本性ローン案件やピッチイベント運営などスタートアップ支援をする中で「応援したいスタートアップを、リスクをとってサポートしたい」と思うようになり、GxPartnersを立ち上げるに至りました。
我々はヴィジョンとして、「MAKE NEXT CENTERES」という言葉を掲げています。「これまで中心にいなかったマイノリティの方が、もっと活躍し光があたる社会を作りたい」という思いを込めています。
今でこそファイナンス面での地域格差は小さくなってきたように思いますが、採用面などまだまだ地域格差を感じるシーンは多いので、できるサポートをしていきます。
現在はどんなところに投資していて、投資先とはどんな関係ですか?
創薬には出資していませんが、それ以外のジャンルには拘らず投資しています。
福岡のVCですが、投資対象は福岡に絞っておりません。海外にも投資しています。とはいえ九州地方のネットワークが強みなので、「九州で顧客を探したい・開拓したい」といった企業の方には特にお役に立てるかもしれません。
投資金額は初回は3,000万円までとキャップを設けており、その後最大1億円まで投資するというスタイルです。リード・フォローはどちらも行います。
我々は共同GPとしてFFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP)に入っていただいております。GxPartners自体は独立系VCとして活動していますが、投資先に対してはFVPの投資先同様のサポートをいただいています。
FFGは地銀最大手で、取引先の紹介などを力強くサポートされており、特に九州地方に進出される予定のスタートアップとの相性が良いと思います。また、我々がシード期に投資したのち、次回ラウンドでFVPと協調投資することも多く、フォロー投資という点でもシームレスに行う体制が整えられています。
投資先との関わり方ですが、リードもフォローも両方やるので、それぞれで関わり方は異なります。リードであればハンズオンめのハンズイフですね。週に1回会議をしたり、事業計画を一緒に作るところもあります。
魅力を感じる起業家はどのような人ですか?
皆さんおっしゃることだと思いますが、やはり「最後までやり切る強い情熱」がある方が一番魅力的です。
また、コミュニケーションの点で考えてみると、現状できている点とできていない点、今後目指すべきマイルストーンと達成のための課題を明確に分けて話される起業家とのディスカッションは楽しいと感じます。
「MAKE NEXT CENTERES」というビジョンにも現れていますが、マイノリティで奮闘されている方も応援したくなります。地域的マイノリティだけでなく、キャリアや学歴、性別、知名度など、「マイノリティ」の定義は限りません。スタートアップエコシステム内で目立っておらずとも、地道に努力されている方は素敵です。
今後の展望とスタートアップ起業家へのメッセージをお願いします!
これまでマイノリティだった方が起業家として、輝ける社会を作るために少しでも役に立てたらと思います。
繰り返しとなりますが、福岡のVCですがエリアはどこでも大丈夫です!投資する会社のステージはシードからプレシリーズAがメインとなっております。ぜひ一度お話ししましょう!
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